想像できない未来は実現しない。だから人はまず“見る”ことから始める──視覚化の仕組み【前編】

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未来を思い描こうとしても、何も浮かんでこない——
その「想像できなさ」が、自分の限界の証明のように感じていた時期がありました。
努力が足りない、才能がない、勇気がない……そうやって自分を責め続けていたけれど、
実は「未来が見えない」のには、きちんと理由がありました。
本稿では、なぜ人は“視覚化”しない限り現実が動かないのか、その仕組みを解説します。
目標や夢は頭の中にはあるのに、現実が少しも動かない——
そんな停滞感を抱えたまま「いつか叶うはずだ」と信じ続けていても、
潜在意識には何も届いていない可能性があります。
実は僕自身、理想の未来をイメージすることが苦手でした。
「寝る前に明るい未来を思い浮かべると潜在意識に届く」とよく言われますが、
そもそも未来図がぼんやりしているせいで、
想像しようとしても頭が真っ白になってしまう。
そして、やっぱり、夢は叶わないんだと無意識に思い込んでしまう・・・。
そこで、未来を“目に見える形”にしてしまおうと思い、
ビジョンボードを作成することにしました。
結果から言えば、この“可視化”という行為には即効性がありました。
この記事では、その前提となる視覚化の仕組みと背景をお伝えします。
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なぜ「視覚化」は有効なのか
結論から言えば、人間の脳は「見えるものを優先的に現実化しようとする」仕組みになっています。
これは精神論ではなく 脳の構造(RAS:網様体賦活系) によるものです。
たとえば、自分が新しい車を買おうと思った瞬間から、
なぜか街中でその車ばかり目に入るようになることがあります。
あれは「偶然」ではなく、RASが
「今の自分にとって重要な情報だ」と認識
してフィルタリングを始めるからです。
つまり、
“見えるようになったから意識した” のではなく
“意識したから見えるようになった”
という構造で世界が見え始める。
そして心理学的にも、
未来を視覚化すると次の連鎖が起こることが分かっています。
目で見る
↓
「自分はこれを望んでいる」と脳が認識
↓
そのために必要な行動が自然に選ばれやすくなる
↓
小さな行動の積み重ねが現実を変える
ここには根性論も才能もいりません。
「見えるから叶いやすくなる」というのは
精神の問題ではなく 人間のOSに沿ったやり方 だからです。
(補足すると、スピリチュアルで言う「引き寄せ」も
この脳の仕組みを別の言語で説明しているだけだと僕は感じています。)
視覚化には理屈がある。
そして、その理屈に従った日から、僕の内側の温度は確かに変わり始めました。
この先は、実際にどのようにビジョンボードを作り、どんな風に扱っていくのか——
その具体的な方法と、そこから起きた変化について後編で続けていきます。
実際にどのように作り、どう使っていくのか――
その具体的な手順や変化については、後編で詳しくまとめています。
→【後編はこちら】[ad_bottom]

